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「中国の高句麗史歪曲」記した報告書、米議会が数週内に発刊

「中国の高句麗史歪曲」記した報告書、米議会が数週内に発刊

Posted December. 24, 2012 08:43,   

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高句麗史を歪曲する中国の主張が盛り込まれた米議会調査局(CRS)の報告書が数週間内に発刊されると、崔英鎮(チェ・ヨンジン)駐米韓国大使が20日話した。

崔大使はワシントン記者団の集まりで「報告書に『高句麗史は韓国史という歴史的な事実関係を先に叙述してもらいたい』という我々の要求は受け入れてもらえなかった」とし、「CRS側が『北東アジアの歴史を紹介するところで、韓国をはじめ周辺国の立場を優先掲載する案などを検討したが、来年1月、新議会が発足するまでに時間があまり無く、中国の主張と韓国の説明を順に配置することにした』と伝えてきた」と話した。

ワシントンの外交消息筋は、「代わりに報告書の前の部分と後ろの部分に高句麗と渤海が中国の地方政権だったというのは中国の主張で、報告書の作成目的も中国の意図に対して警戒心を呼び起こすためという点をはっきり示すことにした」と話した。この消息筋は、「中国の主張を盛り込んだ関連地図は報告書に載せない代わりに、韓国側が提示した歴史的事実を記述する部分にはこれを裏付ける地図を添付することにした」と伝えた。

この報告書は韓半島で急変状況が発生した時の中国の役割、中国の経済交流の現状や北朝鮮への中国の影響力などを見通し、韓半島に対する中国の歴史認識を紹介する内容を記しているという。当初、先月末発表される予定だったが、韓国政府が提起した異議を受け入れて修正作業に取り組んできた。外交通商部は北東アジア歴史財団所属の専門家らを米国に派遣して、CRS側に韓国の主張を説明した。



mickey@donga.com