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電気床暖房「強」にすると、電磁波も3倍強くなる

電気床暖房「強」にすると、電磁波も3倍強くなる

Posted December. 24, 2012 08:43,   

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冬になると、国民に愛用される電気床暖房。電源を入れて温度調節機を「強」に合わせておくと、ボイラーで暖房を利かせるよりずっと早く温かさを感じられる。しかし、早いからと言って、良いことばかりではない。その分、電気床暖房から発生する電磁波の強度もずっと高くなるためだ。

23日、環境部国立環境科学院によると、市中で流通中の電気床暖房7種の電磁波強度を調査した結果、平均21.4mG(ミリガウス、電磁波の強さを示す単位)だった。特に、温度を「強」に合わせる場合、最低0.7〜最高71.1mG、平均28.8mGに達することが分かった。温度を「中」に合わせると、0.7〜65.2mG、平均23.1mGの強度を見せ、「弱」の場合0.7〜23.3mG、平均12.3mGだった。

特に、早く温めるために「パワー」または「急速」機能を使って温度を上げる場合、一般の使用状態より電磁波の強度が最大3倍ぐらい高くなることが分かった。基準が2mGである「電磁波エコ認証」をうけた商品は他の商品より電磁波の強度が低かった。

02年世界保健機関(WHO)傘下の国際ガン研究所(IARC)は、家電製品で放出される3〜4mG水準の電磁波に10年以上持続的に露出されると、小児白血病の発病率が2倍高くなると警告している。

電磁気場環境認証を受けた製品は韓国機械電気電子試験研究院のホームページ(www.ktc.re.kr)の「業務案内」コーナーで確認できる。



starsky@donga.com