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羅老号、発射台に装着

Posted November. 28, 2012 08:33,   

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韓国初の人工衛星搭載ロケット「羅老(ナロ)」号が再度発射台に立てられた。韓国航空宇宙研究院(航宇研)は、羅老号を29日打ち上げるために、27日、全羅南道高興郡(チョルラナムド・コフングン)の羅老宇宙センターの発射台に垂直に立てたと発表した。

先月26日、打ち上げを約5時間後に控えて、ロケット1段の連結ポート(アダプター・ブロック)に問題が発生して打ち上げが取り消された羅老号はこれまで宇宙センター総合組立て棟で連結ポートを新しいものに取り替えるなど、点検を受けてきた。航宇研は、「羅老号は打ち上げが可能な最上の状態を回復した」と発表した。

航宇研は、28日午前9時半から7〜8時間間、羅老号の打ち上げに向けたリハーサルを進めて問題が発見されなかったら、打ち上げするかどうかを最終的に決定する。打ち上げ予定時間は29日午後4時〜6時55分で、正確な打ち上げ時間は当日午後1時半に決定される。

同日、軍当局は羅老号の軌道追跡のためにイージス駆逐艦の世宗大王(セジョンデワン)艦と西迆柳成龍(ソエリュソンリョン)艦を南海岸へ出動させた。合同参謀の関係者は、「世宗大王艦は羅老号打ち上げ直後の最初探知から2段ロケットが点火されるまで、西迆柳成龍艦は2段ロケットの燃焼が終わる時点まで飛行軌道を追跡するようになる」とし、「9月、海軍に引き渡されて戦力化過程を踏んでいるイージス3番艦である西迆柳成龍艦は、初めてロケット追跡任務に投入される」と話した。イージス1番艦の世宗大王艦は4月、北朝鮮が東倉里(トンチャンリ)ミサイル基地で打ち上げた長距離ロケットを打ち上げ54秒後に探知して米国と日本のイージス艦より先に飛行軌跡を正確に追跡している。

両艦艇に搭載された多機能位相配列レーダーと先端イージス戦闘体系は、最大1000キロ外の航空機やミサイルなど、約1000個の標的を同時に探知追跡し、その中で約20個を同時に攻撃できる。



uneasy75@donga.com