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学歴も財産も…すべてがウソだった 結婚詐欺に婚姻解消判決

学歴も財産も…すべてがウソだった 結婚詐欺に婚姻解消判決

Posted November. 26, 2012 08:47,   

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10年5月、映画観覧同好会で出会ったAさん(35・女)とBさん(33)は、数ヵ月後恋人になった。女性は男性と結婚するつもりで、昨年1月、両親に紹介した。男性は「ソウルの名門私立大学の経済学科を卒業して貿易会社に勤めている。両親と共にソウル瑞草区方背洞(ソチョグ・パンベドン)に住んでいて、冠岳区新林洞(クァンアック・シンリンドン)には人に貸したマンションも持っている」と話していたため、女性は男性の能力を疑わなかった。2人は昨年10月、結婚式を挙げて婚姻届けも済ました。そして、江南区開浦洞(カンナムグ・ケポドン)のマンションで新婚生活を始めた。

しかし、今年1月から新婚生活は一瞬にして悲劇へと一変した。男性が「日本へ出張に行くことになった」と言って出かけた後、連絡が途絶えたのだ。女性は家で男性のパスポートを発見して何か変だを思い始めた。色々と調べた後、男性が出国していないことを確認し、行方不明の届出をした。数日後、女性は男性の実兄から「弟が保険詐欺で拘束されているが、供託金として3000万ウォンが必要だ」という衝撃的な話を聞いた。

女性は事態を収拾する過程で、△名門私立大学出身△貿易会社勤務△新婚宅の伝貰(チョンセ)保証金が2億5000万ウォンと言っていた男性の話が全て嘘であることを知った。出張に行くと言った日は、夫が裁判所で実刑を言い渡されて法廷拘束された日だった。女性は結局男性との婚姻を取り消したいと裁判所に訴訟を起こした。

ソウル家庭裁判所家事5部(李泰秀部長判事)は25日、「重大な事実を騙して結婚していたことが認められる」とし、「2人の婚姻関係の解消」判決を言い渡したと明かにした。裁判部は、「男性は女性に慰謝料5000万ウォンと財産上の損害を含めて合わせて1億1700万ウォンを賠償せよ」と判決した。また、新婚宅にある家具やテレビなどホンス(婚需、結婚時に用意する家具や家電製品)も女性に返却するよう命じた。



jks@donga.com