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北朝鮮ミサイル発射準備の兆候、アリラン3号もつかんだ

北朝鮮ミサイル発射準備の兆候、アリラン3号もつかんだ

Posted November. 26, 2012 08:47,   

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今年5月に発射された多目的実用衛星アリラン3号が、最近、北朝鮮の平安北道東倉里(ピョンアンブクド・トンチャンリ)のミサイル基地の長距離ロケット発射準備の動きをつかんだ模様だ。

政府高官筋は25日、「今月初め、ミサイル部品と推定される貨物を積んだ列車が平壌(ピョンヤン)近くの兵器工場を出発し、東倉里基地へ向かう様子を米国の偵察衛星と同じくアリラン3号も捉えていたと聞いている」と明かにした。韓米の情報当局は、両国衛星で獲得した映像情報を精密分析した結果、北朝鮮がミサイル発射準備に着手した兆候と判断したと、同筋は伝えた。

アリラン3号は、北朝鮮が長距離ロケットの発射に失敗した今年4月以降、最近まで東倉里基地内の発射場で実施した数回のロケットエンジン燃焼実験も捉え、米国と情報を共有したという。韓国軍高官は、「これまで北朝鮮の核やミサイル基地の動きに関する衛生情報は、殆どを米国に依存してきたが、アリラン3号が稼動してからは、韓国も映像情報収集能力が大きく強化された」と話した。

今年5月、日本の種子島宇宙センターで打ち上げられたアリラン3号は、解像度70センチ級の電子光学カメラを搭載し、地上の車両と道路の方向表示を正確に識別することができる。地上685キロの軌道で地球を1日14.5周を公転しており、毎日韓半島上空を2回通過しながら北朝鮮の主要地域など韓半島全域をデジタル映像で精密撮影している。



ysh1005@donga.com