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韓米、北朝鮮核抑止戦略を樹立 連合軍司令部に代わる機構創設へ

韓米、北朝鮮核抑止戦略を樹立 連合軍司令部に代わる機構創設へ

Posted October. 25, 2012 02:59,   

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韓国と米国は、北朝鮮の韓国に対する核の脅威のタイプに応じた抑止戦略を2014年までに構築することを決めた。また、韓国を狙った北朝鮮全域の車両搭載弾道ミサイルの探知・攻撃を30分以内に行える「共同除去システム(キルチェーン=Kill Chain)」を2015年までに整えることで合意した。

金寛鎮(キム・グァンジン)国防部長官とパネッタ米国防長官は24日(韓国時間)、米ワシントンで開かれた第44回韓米定例安保協議会(SCM)でこのような内容を盛り込んだ15項目の共同声明を発表した。

両国は、2015年12月に戦時作戦統制権の韓国軍返還によって解体される韓米連合司令部と同等の機能を果たす新たな指揮協力機構を来年前半までに創設する一方、北朝鮮の局地挑発の脅威に備えた合同計画に来年1月までに署名し、本格稼動することを決めた。

さらに両国は、西海(ソヘ・黄海)上の北方限界線(NLL)が約60年間にわたって南北の軍事力を分離し、軍事的緊張を予防する効果的手段であったことを再確認し、北朝鮮にNLLの実質的価値を認めて順守するよう求めた。

両国国防長官は、「北朝鮮によるいかなる形態の侵略や軍事的挑発も容認しない」とし、「北西島嶼とNLL一帯で北朝鮮の挑発に備えるために、連合訓練を継続して増進させていく」と強調した。



ysh1005@donga.com