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初の貿易資格三冠王の中国人留学生「延坪島砲撃時の若者ののうてんきにびっくり」

初の貿易資格三冠王の中国人留学生「延坪島砲撃時の若者ののうてんきにびっくり」

Posted September. 25, 2012 08:20,   

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「韓国の若者は中国に比べて使命感と危機意識が弱いようです。10年の延坪島(ヨンピョンド)被撃時に韓国の学生はどうしてこんなにのんきでいられるかとびっくりしました」

貿易関連の3種の資格を全て取って韓国貿易協会を驚かせた24歳の中国人留学生は24日、韓国と中国青年との違いについてこのように話した。主人公は、07年韓国へ留学に来て、建国(コングク)大学貿易学科を卒業し現在ソウル大学経済学科で修士課程を履修している周凌軻氏。

同氏は、大学在学中に国際貿易士と外国為替管理士、そして今月初め、貿易管理士の試験に合格した。国内で貿易関連3種の資格を全て取得した「3冠」は周凌軻氏が唯一だ。「韓国の若者が使命感が弱いと考えるようになった契機は何か」という質問に対し、同氏は10年の天安(チョンアン)艦襲撃事件と延坪島被撃事件を話した。心配でテレビ報道を見ていたら、隣で歌謡番組にチャンネルを変えたり、その事態が韓国経済に与える影響を聞く教授の質問に特に関心がなさそうに何も答えない韓国の大学生の様子が衝撃的だったという。同氏は、「たぶん韓国では成績が悪ければ、就職できないため、若者が他のところへ目を回す余裕がないためにそうなるようだ」と話した。

同氏は、中国の若者が韓国の学生に学ぶべき点として、開かれた心で外国の文化に接する態度を挙げた。同氏は、「韓国が日本を追いかけたように、中国も早いスピードで韓国を追いかけている」とし、「中国に更なる関心を持つべきだ」と韓国の若者にアドバイスした。



tesomiom@donga.com