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サイ、米大手レコード会社と契約

Posted September. 05, 2012 06:49,   

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歌手・サイ(写真)が、ニッキー・ミナージュやリル・ウェインなどが属している米大手レコード会社と契約を交わした。サイ側は4日、「韓国を除く、世界でのアルバム版権やマネージメント関連契約を、ユニバーサルミュージックグループ傘下のユニバーサルリパブリックレコードと、最近交わした」と明らかにした。詳しい契約条件は明らかにされなかった。

米ニューヨークに本社を構えているユニバーサルリパブリックレコードは、ドレイク、リル・ウェイン、ニッキー・ミナージュなど、自国の黒人音楽スターを大勢抱えているレコード会社。ジェッシー・Jなどの英スターたちの米国での活動を支援している。これで、サイは、全米地域に自社の配給網を抱えているうえ、現地の主流音楽市場に強力な広報ネットワークまで備えている会社を、世界進出の足がかりに持つことになった。

今回の契約は、サイが先月末、ポップスター・ジャスティン・ビーバーのマネージャーであるスクーター・ブラウンから招待を受けて渡米し、現地の関係者たちによい印象を与えた上、アイチューンズのミュージックビデオチャートトップ、アイチューンズ音源チャートでの善戦(4日現在30位)など、客観的な数値で、潜在力を示したことが功を奏したものと見られる。サイは6日夜(現地時間)、ロサンゼルスのステイプルスセンターで行われるMTVビデオミュージックアワード(VMA)行事にも招かれ、出席するつもりだ。韓国歌手が同授賞式に招かれたのは、05年のレイン以降初めてのこと。

「江南(カンナム)スタイル」のプロモーションビデオは4日午後、ユーチューブでのクリック件数が1億件を突破した。サイの所属事務所・YGエンターテインメントは同日午後、ユーチューブのサイ公式チャンネルに、スクーター・ブラウンが米現地でサイと一緒に酒を飲む1分24秒分の動画を公開した。映像の中でブラウンは、「我々は、一緒に歴史を塗り替えること、すなわち、サイが米国で大成功を収める初の韓国人アーティストになることに同意した」とし、サイと乾杯した。



imi@donga.com