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独島防衛訓練、実施時期定まらず

Posted August. 18, 2012 06:25,   

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独島問題を巡り日本との摩擦がエスカレートしているなか、独島(トクト・日本名竹島)防衛訓練が計画通り行われるかに注目が集まっている。

軍当局は、当初今月中旬に海軍、空軍、海洋警察が参加する訓練を実施することにしていたが、10日に行われた李明博(イ・ミョンバク)大統領の独島訪問直後、訓練を9月に延期した。

軍は、「20日から始まる韓米合同乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン(UFG)演習に集中するためであって、李大統領の独島訪問とは関係ない」と説明した。

だが李大統領の独島訪問直後に独島防衛訓練を実施することに政府としてもプレッシャーを感じたためだという見方が出ている。軍筋は、「両国が独島を巡って対立している状況下で大規模の海上・空中戦力が参加する軍事訓練を実施する場合にもたらされる影響を勘案したと見られる」と話した。仮にも両国関係が破局に突き進まむことにならないよう「度合い」を調整した可能性があるという。

こうした状況の中、大統領府高官は16日、「毎年2回ずつ実施してきたが、今年もやるかどうかは見守る必要がある。やると確定したのか、確認が必要だ」と言い、9月初めとなっている計画にも変更がある可能性を示唆した。

軍関係者は17日、「今のところ、来月初めに訓練を実施する計画には変わりない」としながらも、「政府レベルで独島を巡る対立が沈静化するまで、訓練日程を調整する可能性を排除できない」と話した。

軍の内外では、軍統帥権者が「独島は命がけで守らなければならない領土」と宣言している状況下で、これ以上防衛訓練を延期してはならないとの声も上がっている。一部では、これまでは韓日関係に配慮して非公開で実施してきた訓練を対内外に積極的に知らせ、訓練の主管機関を海軍1艦隊から合同参謀本部に格上げするべきだという主張も出ている。



ysh1005@donga.com