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米のシーク教寺院で銃乱射、6人死亡
AUGUST 07, 2012 06:06  
先月20日、コロラド州の映画館で銃乱射事件が発生してわずか15日後に、米国で再び銃乱射事件が起きた。ウィスコンシン州ミルウォーキーにあるシーク教寺院で、無差別銃乱射事件が発生し、犯人を含め7人が死亡、20〜30人が負傷した。

日曜日の5日午前10時30分、ミルウォーキー近郊のオーククリークのシーク教寺院に礼拝のために信者が集まった。主に女性や子どもたちで、30人ほどだった。

この時、銃を持った40才の白人男性が1人で入ってきて、銃を乱射した。一瞬にして血の海になった礼拝堂は、パニックになった。寺院には悲鳴が鳴り響いた。一部の信者は、トイレや祈祷室に逃げ込んだ。

犯人は、警察が到着し、交戦の末、射殺された。犠牲者を救護していた警察官が、犯人が撃った銃弾で重傷を負った。6人の犠牲者の遺体は、4人が寺院内で発見され、2人は駐車場で発見された。

もし犯人が1時間遅く寺院に到着して銃を乱射していたら、状況はさらに悪化していただろうと、米国メディアは伝えた。午後の礼拝に参加する信者は300人で、午前より多いためだ。

警察は、犯人の身元や動機などについては具体的に明らかにしていない。米連邦捜査局(FBI)ミルウォーキー支部のテレサ・カルソン要員は、「国内のテロ団体が関係しているかどうか捜査しているが、まだ犯行の動機は明らかになっていない」と述べた。

今回の銃乱射事件は、人口約3万5000人の小さな都市オーククリークから、首都ワシントン、さらにシーク教の本山であるインドにまで、大きな衝撃を与えている。銃乱射事件が特定宗教を狙ったテロという声が出ているためだ。

近くの別のシーク教寺院に通うマンジット・シン氏は、「人々は、私たちをイスラム教と勘違いしている」と話した。2001年の同時多発攻撃以来、シーク教徒をイスラム教と間違える人が多くなり、不安が増しているということだ。

実際に、最近シーク教信者が攻撃を受ける事件も多くなっている。昨年、カリフォルニア州サクラメントで、2人のシーク教徒がテロで亡くなり、ミシガン州のあるシーク教寺院の器物が理由もなく破壊された。ニューヨークでは、あるシーク教徒が暴行を受ける事件も発生した。インド系のジョセフ・クローリー議員(民主党・ニューヨーク州)は4月、エリック・ホルダー司法長官に書簡を送り、連邦捜査局が前向きにシーク教信者に対する憎悪による犯罪を取り締まるよう求めたと、ニューヨークタイムズが伝えた。

オバマ大統領は声明で、「ミッシェル(大統領夫人)と私は、銃乱射事件で多くの人が犠牲になり、悲痛な心情を禁じえない」とし、「犠牲者の家族に深い哀悼の言葉を申し上げる(捧げる)」と述べた。

南アジアで15世紀に胎動した唯一神宗教のシーク教の信者は、髪を切らない。シーク教の男性は、頭にターバンをまき、ひげを伸ばすため、よくイスラム教と間違われる。シーク教信者は、世界に約2700万人、米国に約31万4000人いる。1997年に設立されたオーククリーク寺院には、約400人の信者がいる。

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