Go to contents

米にシェルガス会社設立して直接開発へ

Posted August. 04, 2012 07:55,   

한국어

政府は新しいエネルギー源として脚光を浴びているシェルガスを直接開発するため、米国に会社を立ち上げ、米国を始め、世界のいたるところでシェルガスを探査、開発、生産することにした。鉱区の持分を確保したり、海外の生産物量を輸入するレベルを超え、全過程を主導するという意味だ。

シェルガスとは、泥の固まった岩石(シェル)の中に閉じ込められている天然ガスで、埋蔵量が豊富な上、価格も安く、最近、本格的に開発、生産されている。

3日、韓国石油公社などによると、同公社は韓国ガス公社と共に国内総合会社やエネルギー企業各社とコンソーシアムを立ち上げ、米国にシェルガス開発会社を設立した後、現地の会社から関連技術を確保することにした。石油公社は、エネルギーの主務省庁である知識経済部(知経部)にも、このような計画を報告した。知経部は今月末に発表する「政府のシェルガスタスクフォース(TF)」の最終報告書にこのような内容を盛り込む予定だ。

韓国コンソーシアムが米国で直接シェルガス鉱区を開発すれば、17年から少なくとも年間350万トンを生産できると見られる。これに先立って、ガス公社も年明けに、米シェニ−ル社から、17年から20年間毎年350万トンのシェルガスを輸入することにしており、石油公社の計画が実現すれば、韓国は5年後から国内年間ガス消費量(約3500万トン)の20%のシェルガスを安定的に確保できるようになる。

石油公社は、国内シェルガスの供給物量を十分確保すれば、米国で生産したシェルガスの一部を他の国にも販売する計画だ。米国は、自国内で生産したガスの輸出を統制しているが、韓国のように自由貿易協定(FTA)を交わした国には友好的であり、可能性が高い。

石油公社は、米国のほか、シェルガスを保有しているほかの国にも直接進出し、開発する予定だ。政府当局者は、「我々の資本や技術を全面に出して、シェルガスが埋蔵された発展途上国などの鉱区を先取りし、シェルガスの革命を主導していく計画だ」と主張した。



jhk85@donga.com mint4a@donga.com