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アップル、「三星の特許侵害判決を」と弁論書提出

アップル、「三星の特許侵害判決を」と弁論書提出

Posted August. 04, 2012 07:55,   

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三星(サムスン)電子とアップルの間で行われている特許訴訟がさらに熾烈な戦いになっている。

三星電子は先月31日、アップルの元デザイナーの西堀晋の「アップルのアイホンはソニーのデザインを参照した」という趣旨の証言が入っている録取や三星電子がアイホンが出る以前からスマートホン開発を行ってきたという写真を証拠で提出しようとした。しかし、裁判部がこれを却下したら、三星は関連資料をマスコミに公開した。

すると、アップルは、「三星の稚拙な言論プレー」と言って強力に非難し、訴訟が進められている米カリフォルニア・セナジェイ地方裁判所に、「これは法に反する行動で、陪審員の判断に影響を与えかねないだけに、強力な制裁が必要だ」という弁論書を提出した。

制裁案としては、「アップルのデザイン特許は有効で、三星が(アップルの特許を)侵害した」という判決をしてほしいと要請した。実際、今度の件を利用して陪審員の判断手続きを無視し、裁判部が職権でアップルの主張を認めてほしいという要求だった。これに対し、三星電子は、「アップルの緊急制裁要請には何の根拠もない」とし、「アップルの主張に対する答弁を近日裁判所に提出する」と話した。また、「三星がマスコミに提供した資料は既に公開された資料をマスコミの要請を受けて再び提供したもので、適法な行為だ」と反論した。

2日、セナジェイ裁判所のルーシー・コー判事は、アップルの要請を却下した。このような決定で、三星側はとりあえず胸をなでおろしている。

三星とアップル間の特許訴訟の賠償金額は約3兆ウォン。両者が競い合う米スマートホン市場規模が約10兆ウォンに達する「ゴリアテ同士の戦い」であるため、どちらか片方に軍配を上げるのは困難で、双方が適切なレベルで妥協するという観測も出ていると、米マスコミは分析した。



witness@donga.com jaeyuna@donga.com