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急発進事故?それとも心臓疾患事故か 仁川市南東区の衝突事故

急発進事故?それとも心臓疾患事故か 仁川市南東区の衝突事故

Posted July. 05, 2012 06:07,   

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「急発進か、それとも心臓疾患による事故か?」

3日の午前10時頃、仁川市南東区九月洞(インチョンシ・ナムドング・クウォルドン)のインジュ路(往復8車線)。南東区役所方面のUターン車線で信号待ちのコ某氏(61)が運転していた「フォルクスワーゲンゴルフ」が突然、対角線に向かって道路を横切っては歩道に上がってビルの外壁に衝突した。何秒間、そのままごう音を出していた車は、再び猛烈なスピードで後進しては、8車線を横断して反対側の歩道を越えて商店ビル1階の店に突進した。事故現場の周辺にいた車と通行人は、あわてて逃げたため、それ以上の被害はなかった。運転者のキムさんは病院に運ばれたが、結局死亡した。

この事故は、現場周辺にいた車両のブラックボックスカメラに一部終始が収録され、「仁川九月洞フォルクスワーゲンゴルフの後進急発進」というタイトルでインターネットに映像が掲載された。ネットでは、事故原因をめぐって数々の意見が飛び交った。

車両がごう音とともに猛烈なスピードで後進し、商店ビルに突進する様子から、欠陥による急発進だとする意見が多かったが、車が前後に動いたことから、急発進ではないとする意見もあった。

警察は、いったんは単純事故の可能性が高いと見ている。コ氏が事故発生直前に妻と子どもに電話をかけ、「数日前から胸に痛みがあったので、今病院に向かっている」と話していたことから、心臓疾患で気を失い、事故につながった可能性があるという。警察は、急発進の可能性と欠陥の有無について確認するため、国立科学捜査研究院に調査を依頼したが、コ氏の痛いを剖検して正確な死亡の原因を判断する方針だ。

一方、ネットには同日、事故車両と同じ車種が燃えて全焼する映像が掲載され話題を呼んだ。車種を名乗るA氏は、ネットに「5月10日に出庫して1週間経った車を運転してソウル瑞草(ソチョ)区で信号待ち中に白い煙が上がては、炎が出たので慌てて車を降りて119に通報した」とし、「車から降りた直後に『ゴーン』と言う音とともに瞬時にして火がついて全焼した」と書き込んだ。

フォルクスワーゲン側は、この事故について「国立科学捜査研究院の調査結果が出たところで立場を表明したい」とコメントした。



kchwang@donga.com