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世宗特別自治市、きょうスタート

Posted July. 02, 2012 08:50,   

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世宗(セジョン)特別自治市が17番目の広域自治体の形で2日発足する。2日午前10時半、世宗市鳥致院邑(チョチウォンウプ)世宗市民体育館で、政府や政界、地方自治体の関係者や市民ら約2000人が参加した中で発足式が開かれる。発足式の後、ユ・ハンシク初代市長の就任式が行われ、「世宗市を世界的な都市に発展させていく」という世宗市発足宣布式が行われる。

世宗市は忠清南道燕岐郡(チュンチョンナムド・ヨンギグン)の全域(361平方キロ)と公州(コンジュ)市(77平方キロ)、清原(チョンウォン)郡(272平方キロ)の一部が編入された465.23平方キロの規模で、面積はソウル市の4分の3の大きさだ。世宗市は市軍区など基礎自治体を置かない国内初の単層制行政体制で政府直轄の広域自治体の法的地位を持つ。

世宗市には9月から14年までに1室2委員会の9部2処2庁の16の政府省庁や20の所属機関など36の機関が入居する。首相室は9月中旬から、企画財政部など5省庁は11月末から移転する。しかし、来年新政権発足後、相当数省庁の再編が予想されて、混乱を減らすためでも当該省庁の世宗市移転を次期政府に見送るべきという指摘が出ている。

2日の発足式には李明博(イ・ミョンバク)大統領は出席しない。大統領府のある関係者は、「大統領の日程議論の中で世宗市の発足式が深刻に考慮されたことはないと聞いている」と話した。世宗市への李大統領の認識がそのまま反映された結果ではないかという話も出ている。李大統領は世宗市の機能で行政中心は抜いて、教育科学中心の企業都市に造成するという内容の世宗市修正案を推進したが、セヌリ党の朴槿恵(パク・グンヘ)元非常対策委員長(当時ハンナラ党議員)の反対で10年6月国会で否決となった。李大統領は就任後一度も世宗市を訪問したことがない。



doyoce@donga.com ddr@donga.com