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日本オーム真理教テロ事件、最後の指名手配者を逮捕

日本オーム真理教テロ事件、最後の指名手配者を逮捕

Posted June. 16, 2012 07:53,   

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1995年、東京地下鉄サリン事件で、日本列島をびっくり仰天させた新興宗教、オーム真理教の最後の手配者が、事件発生から17年3ヵ月ぶりに逮捕された。

日本警察は15日午前、東京大田区西蒲田の漫画カフェ(ネットカフェや漫画喫茶をあわせた形)に手配者に似ている客がいるという従業員からの通報を受けて出動し、店前で高橋克也(54)を逮捕した。逮捕当時、高橋容疑者は470万円(約6909万ウォン)ほどの現金を持ち合わせていた。

オーム真理教の教祖である麻原彰晃(57)の警護を担当していた高橋容疑者は1995年3月20日、東京地下鉄3つの路線、5車両の通勤途中の乗客にサリンガスを撒き、12人を殺害し、5553人に怪我を負わせたテロを共謀した容疑がもたれている。事件発生後、特別手配された彼は、一緒に手配されていた菊地直子(40・女)と横浜市や川崎市などのラブホテルを転々としながら、隠れて過ごし、川崎市に定住した。

その後、桜井信哉という仮名で生活し、建設会社で働いた。菊池が06年、付き合っていた男と同棲に入ってからは、一人で生活してきた。警察は同日3日、逮捕した菊池の供述を基に、高橋の最近の足取りや変わった人相と身なりについてつかみ、全国に手配チラシを配りながら、逮捕に全力を傾けてきた。

1984年、ヨガ道場として始まったオーム真理教は、「日本の王になり、世界を支配する」というとんでもない教義を実践するため、次々と拉致やテロ事件を起こし、計29人の命を奪った。これまで189人が起訴され、そのうち13人が死刑、5人が無期懲役、80人が有期懲役、87人が執行猶予、3人が罰金刑、1人が無罪判決を受けた。

一方、特別手配された3人の逮捕を受け、麻原教祖などの死刑囚らの刑執行は、再び延期される見通しだ。日本の司法当局は、死刑囚に共犯がいれば、彼らの裁判過程での証言が必要になるかもしれないとして、判決が確定するまで死刑を執行していない。



bae2150@donga.com