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クリントン国務長官、韓米外交・国防会談後に2人の「キム」に言及

クリントン国務長官、韓米外交・国防会談後に2人の「キム」に言及

Posted June. 16, 2012 07:53,   

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クリントン米国務長官が14日(現地時間)、第2回韓米外交・国防相会議(2+2会議)後、記者会見で2人の「キム」について言及し、注目を集めた。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記と米国務省に派遣された韓国外交通商部のキム・ヘジン書記官(30)だった。

クリントン長官は、金第1書記の名前を挙げ、「北朝鮮の新指導者」、「新しい若い指導者」、「この若い人(this young man)」などと呼び、「北朝鮮を21世紀に率いる選択をして歴史に残る『変革のリーダー(transformative leader)』になるのか、さもなければ過去のモデルを踏襲するのか、選択しなければならない」と述べた。さらにクリントン長官は、「過去のモデルを選択しても、結果的に北朝鮮は変わることになる。一定の時期に到達すれば、人々は飢えや収容所の生活、基本的人権の蹂躙などの圧制的な条件の下では生きていけないためだ」とし、「彼が国民のために(父親とは)違う道を選ぶことを願う」と付け加えた。

クリントン長官が、キム書記官の名前を挙げたのは、韓米両国の人的交流の重要性を強調した時だった。クリントン長官は、「(韓国から)キム・ヘジン氏の派遣を受けた」とし、「彼女は、私たちのチームの一員になり、洞察力で業務を向上させ、省庁間の連絡システムを構築するうえで役立った」と賞賛を惜しまなかった。クリントン長官は、金星煥(キム・ソンファン)外交部長官を見て、「私たちは彼女を手放したくない。米国が今年、韓国に送る職員に対しても、同じ気持ちを持ってもらいたい」と述べた。

キム書記官は、ソウル大学外交学科を卒業して、05年に外交部に入り、軍縮不拡散や北朝鮮核交渉課などを経て、昨年8月、韓米外交官人事交流プログラムにより、米国務省に1年間派遣されている。



mickey@donga.com