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個人情報保護委、グーグルの個人情報収集方針に懸念表明・修正要求

個人情報保護委、グーグルの個人情報収集方針に懸念表明・修正要求

Posted June. 12, 2012 08:22,   

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大統領傘下の個人情報保護委員会は11日、グーグルの個人情報取扱統合方針に対する懸念を公に表明し、韓国の基準に合わせて修正するよう要求した。委員会はこの内容を通知されたグーグルが改善措置を取らない場合、行政処分に続く告発も辞さないとして、強硬な姿勢を示している。

委員会はまず、グーグルが個人情報の処理目的を曖昧かつ包括的に記載しており、過度に個人情報を収集し利用する恐れがあると指摘した。グーグルの統合方針は、個人情報の利用目的について、「グーグルおよびグーグルのユーザーの保護に使用します」と定めている。委員会は、グーグルの現行規定が「グーグルおよびグーグルのユーザーの権限および財産の保護」という従来の規定よりも分かりづらく、包括的だと指摘した。

委員会のキム・ヨンムン審議処理課長は「グーグルは、個人情報の保護に取り組む政府の方針に従ってくれるものと期待している」とし、「近いうちに目に見える措置を取らない場合、法律に則った強制措置が避けられない」と述べた。現行の個人情報保護法は、不当に個人情報を収集するなどの行為に対し、最高5年以下の懲役または5000万ウォン以下の罰金を課するよう定めている。

グーグルコリアの関係者は、「グーグルはこれまで、規制当局の放送通信委員会の指摘を受け入れ補完措置を取るなど、できるだけ韓国政府に協力してきた」とし、「個人情報保護委員会が質問すれば最大限誠実に答え、協力する部分があれば最大限協力していく考えだ」と話した。



argus@donga.com sanhkim@donga.com