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エストニア大統領、経済政策批判のクルーグマン教授をツイーターで非難

エストニア大統領、経済政策批判のクルーグマン教授をツイーターで非難

Posted June. 08, 2012 08:24,   

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トーマス・ヘンドリク・イルヴェス・エストニア大統領が自国の緊縮政策を批判したボール・クルーグマン米プリンストン大学教授に毒説に満ちたツイッターメッセージを送った。

外交専門紙のフォーリン・ポリシーによると、イルヴェス大統領は6日、クルーグマン教授に、「生意気で威張りやで独善的だ」とし、「(08年)ノーベル賞経済学賞受賞者がエストニアを『不毛の地(wasteland)のように話してもいいものなのか』と、ツイッターメッセージを送った。さらに、「我々のようにばかばかしいエストニア人があなたの主張を理解できるはずがないじゃないか」と皮肉った。

これに先立ってクルーグマン教授は、自分のブログに掲載した「エストニア・ラプソディー」という文章で、「エストニアが緊縮政策で経済回復を成し遂げたと言っているが、実際は不完全な回復。それでもエストニアを緊縮の成功ケースに話せるだろうか」と指摘した。

エストニアは、09〜11年、経済危機の中で、強力な財政緊縮や構造調整に踏み切って、昨年、欧州では珍しい7.6%の高成長を成し遂げ、黒字予算を維持している。米コロンビア大学とペンシルベニア大学で学士号と修士号を取ったイルヴェス大統領は、普段自分の政策所信を話すことが好きで、「バルト海の学長」というニックネームがつけられている。



mickey@donga.com