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Kポップ、日本のカラオケボックスで合法的に歌える

Kポップ、日本のカラオケボックスで合法的に歌える

Posted June. 07, 2012 04:36,   

한국어

日本の韓流ファンはこれからカラオケボックスでKポップを合法的に歌えるようになった。

韓国映画とドラマに続き、Kポップは日本の第3次韓流ブームを主導しているが、日本のカラオケボックスでKポップの殆どが著作権問題が解決されず、いわば海賊版状態に過ぎなかった。しかし、韓国のカラオケメーカーのKY(クムヨン)が今月から韓国音楽著作権協会(KOMCA)から使用権を認められた2万5000曲をサービスし始めてから状況が変わった。Kポップが違法コンテンツというレッテルを剥ぎ取り、日の目を見られるようになった。

KYは、著作権問題が解決されたカラオケマシーンを今月初めから日本のカラオケチェーン店の「カラオケ鉄人」と「コシダカ」に納品し始めた。両社は日本全国にそれぞれ90店と350店のチェーン店を抱えている日本カラオケ業界の大手だ。

以前にも日本のカラオケボックスやスナックなどで韓国の歌謡を歌うことはできた。しかし、著作権問題が解決したのは、約3000曲の古い歌謡しかなかった。新曲のアップデートが行われず、Kポップファンにとっては物足りなくて仕方なかったことだろう。新曲がアップデートされた機械でも、日本音楽著作権協会(JASRAC)の許可が得られていない違法機器だった。

今回のサービスで期待される経済的効果も少なくない。これまで日本のカラオケボックスで合法的に歌えるKポップ3000曲に対する使用料が年間60億ウォンに達することを考慮すれば、2万5000曲がサービスされた場合、韓国に入ってくる使用料が2〜3倍増えるためだ。

日本のカラオケボックスの年間使用者は4700万人に達し、伴奏機メーカーとカラオケボックスチェーン店の売り上げを合わせた市場規模は2600億円(約3兆6000億ウォン)に達するほど大きな市場だ。

最近、上昇ムードに乗っているKポップの底辺が拡大する契機になるという期待も大きい。日本のアルバム市場調査会社のオリコンチャートによると、日本のアルバム市場に占めるKポップの売り上げは、09年=3%、10年=6%、昨年=8%と、毎年急成長している。ここ3年間日本のアルバム市場の売り上げが10%以上目減りしたのを考慮すれば、Kポップが善戦しているわけだ。韓国コンテンツ振興院日本事務所のキム・ヨンドク所長は、「これまでは見て聞くKポップに満足していたとすると、これからはカラオケボックスで直接歌を歌うKポップに成熟して、Kポップが日本人の日常へ浸透できるだろう」と解釈した。



changkim@donga.com