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財産は5兆ウォン増やし、債権は4000億ウォン漏れ 政府の不適切会計が発覚

財産は5兆ウォン増やし、債権は4000億ウォン漏れ 政府の不適切会計が発覚

Posted June. 01, 2012 07:11,   

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政府が11年度会計決算時に国有財産を5兆ウォン過大計上し、国家債権は4000億ウォン過少計上するなど、国家財産管理に問題が深刻だという監査結果が出た。

監査院が31日国会に提出した「11会計年度決算検査報告」によると、国防部など9の機関は、国有財産の取得原価から減価償却費を引かずに、3兆3039億ウォンを過大計上し、行政安全部など16の機関は取得が完了していない土地を国有財産に登載して、1279億ウォンを過大計上するなど、計5兆368億ウォンが実際より多く計上された。このため、国有財産の現在額は、企画財政部が国会に報告した879兆3475億ウォンから874兆3377億ウォンに訂正された。

また、教育科学技術部が私立学校教職員年金基金に貸したお金は、債権に計上しなければならないのに、出資金に間違えて処理するなど、国の債権は4066億ウォン少なく計上したことが分かった。国防部など5機関は、物品取得費を資産に計上せず、費用に処理したり、減価償却費を間違えて計上し、物品現在額を1238億ウォン過少計上したことも確認された。

今度の監査過程で政府機関が予算を目的に合わずに使ったり、非効率的に執行したケースも数件摘発された。

大統領府警護処は、10年主要20ヵ国(G20)首脳会議警護使用費の用途でもらった予算で26億ウォンが残ったら、この中で2億ウォンをパーソナル・コンピューター(PC)の購入、ランニングマシーンの購入など、目的と異なる用途に使った。警護処は昨年11月、職員のトレーニング服とトレーニング靴など約3億5000万ウォン分を購入する際、5000万ウォン以上の契約は競争入札するようになっているルールを破った。さらに、契約を9回に分け、随意契約していたことが分かった。



will71@donga.com