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上場企業の収益性が悪化、1人当たり当期営業利益14%減

上場企業の収益性が悪化、1人当たり当期営業利益14%減

Posted May. 29, 2012 07:57,   

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昨年、証券取引所(コスピ)に上場している企業は、売上額など外形だけを増やしてきたが、営業利益など収益性は悪化していることが明らかになった。28日、韓国上場会社協議会によると、12月決算のコスピ上場649社の2001事業年度の1人当たり売上額は平均16億7900万ウォンで、昨年比11.71%増だった。だが、1人当たりの営業利益は平均1億1500万ウォンで、昨年比3.98%減で、1人当たりの当期純利益は8200万ウォンで14.00%減少した。

今回の集計は、国際会計基準(IFRS)の連結財務諸表を基準に行われた。業種別には欧州財政危機で輸出にダメージを受けた運輸・倉庫業種の営業利益の減少が目立った。同業種の1人当たり営業利益は900万ウォンに止まり、前年に比べて89.15%も激減した。電機ガス業種の1人当たりの営業利益も前年比81.48%減少した2000万ウォンだった。医療精密業種も前年比81.30%減の1000万ウォンに過ぎなかった。

輸出業種のトップランナーである電機電子業種の収益性も大きく低下した。同業種の1人当たり営業利益は前年比31.48%減の6800万ウォンだった。医薬品は23.76%減の2900万ウォンだった。一方で、建設や非金属業種は、前年より利益構造が改善され黒字に転じた。とくに金融業種の1人当たりの営業利益は前年比40.56%増の7億900万ウォンだった。

649社の従業員は全体として増えた。2011事業年度に106万2300人と集計され、前年の103万人より3.12%増加した。1人当たりの営業利益が最も高い企業は、高麗(コリョ)亜鉛で9億4100万ウォンだった。続いて湖南(ホナム)石油=9億ウォン、キーストーングローバル=7億8700万ウォン、現代(ヒョンデ)グロービス=7億1900万ウォン、錦湖(クムホ)石油=6億6200万ウォンの順だった。



libra@donga.com