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シーホークヘリ8機とハープーンミサイル18基、米国から導入へ

シーホークヘリ8機とハープーンミサイル18基、米国から導入へ

Posted May. 26, 2012 08:16,   

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政府が、米国から10億ドル(約1兆1700億ウォン)相当のシーホーク・ヘリコプター8機とハープーン・ミサイル18機を導入する案を推進している。

米国防総省の国防安全保障協力局は、最近、MH−60Rシーホーク多目的ヘリコプター8機を韓国に輸出する案について検討することを米連邦議会に要請したことを、24日(現地時間)、明らかにした。

米国防総省は、韓国政府から8機の多重任務シーホーク・ヘリコプターと18機のT−700エンジンや関連部品、通信装備、電子戦システム、訓練装備・サービスなどの購入打診を受け、対外有償軍事援助(FMS)で輸出を推進することを決定したと明らかにした。金額は10億ドルにのぼる。FMSは、米政府が品質を保証した兵器や軍事装備を外国に輸出する際に適用される政府間の直接取引の契約制度で、兵器製造メーカーに代わって物資を渡せば、該当国家が後に費用を支払う。技術情報は提供されず、輸出の際、米議会の承認と統制を受ける。

航空母艦や巡洋艦、駆逐艦、フリゲート艦などに配備され、海上作戦を遂行するMH−60Rシーホークは、対潜水艦攻撃や探索、救助のうえ、輸送・護送まで可能な多重任務ヘリコプターで、魚雷やミサイル機関砲、ロケットなどを搭載している。主な契約企業は、シコルスキー、ロッキードマーティン、ゼネラルエレクトリック(GM)だ。

さらに米国防総省は、韓国政府が8400万ドルに相当する18機のUGM−84Lハープーン・ブロックⅡミサイルと誘導統制装置(GCU)などの関連装備やサービスの購入も打診したことを明らかにした。ハープーンは、一般の艦艇や戦闘機、潜水艦などすべてに装着できる全天候地上攻撃用クルーズミサイルだ。この契約は、ボーイング社が担うことになると、米国防総省は明らかにした。

これと関連して韓国防衛事業庁は、「現在、海上作戦ヘリコプターの選定事業は、機種決定のため、英国のAW−159と米国のMH−60Rの提案書を評価している」とし、「試験評価と交渉を経て、10月に機種を決める予定だ」と明らかにした。さらに、「米国防総省が言及した価格は、米政府が議会に販売承認を得るために報告した資料で、最終価格は今後の交渉で決定する計画であり、現在のところ何も確定していない」と説明した。



yhchoi65@donga.com