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EU向け輸出もFTA効果、発効後16%増

EU向け輸出もFTA効果、発効後16%増

Posted May. 22, 2012 08:42,   

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欧州連合(EU)との自由貿易協定(FTA)発効から6ヵ月間、関税が引き下げられた韓国商品の対EU輸出が欧州の財政危機にもかかわらず、前年同期対比で16.1%伸びていたことが分かった。

対米輸出も韓米FTA発効以後、ここ2ヵ月間11.3%増加するなど、FTAが世界的な景気低迷の中で、韓国輸出の下支えに働いている。

企画財政部(財政部)は対EU輸出現状を分析した結果、韓−EUFTAが発効された昨年7月から12月までFTA特恵関税が適用された韓国商品のEU向け輸出が16.1%拡大したことが分かったと、21日発表した。同期間、EUが世界から輸入した同じ品目の輸入増加率は6.7%で、韓国産商品の増加幅に大きく及ばなかった。

財政部の当局者は、「韓国とEUの輸出入集計方式に違いがあるため、正確性を期するため、数字の低いEU輸入統計方式を適用したにも関わらず、韓国商品の輸出が大きく伸びた」とし、「韓国関税庁の基準では同期間、同品目のEU向け輸出が27.1%も増加したことが分かった」と説明した。

品目別にはFTA発効で3.5%〜4.7%の関税が撤廃された石油商品の輸出が前年同期対比235.4%で最も多く伸び、続いて乗用車(71.8%)、自動車部品(15.3%)、タイヤ(9.1%)、プラスチック樹脂(3.9%)などの順だった。

しかし、財政危機による景気低迷の影響で、EU全体の韓国産商品の輸入量は同期間7.4%減少した。



constant25@donga.com