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「5割引インプラント」UD歯科の診療妨害の歯協に5億ウォンの罰金

「5割引インプラント」UD歯科の診療妨害の歯協に5億ウォンの罰金

Posted May. 09, 2012 09:01,   

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公正取引委員会は、「5割引インプラント」で有名なUD歯科グループと対立してきた大韓歯科医師境界(歯協)に対し、事業者団体に課すことのできる最大の罰金を課した。歯科機材メーカーに対し、UD歯科との取引の中止を求めるなど、事業を妨害したという理由からだ。歯協は公取委の決定に反発し、法的に対応することを明らかにした。

公取委は8日、UD歯科グループに対する歯協の行為は、公正取引法上の事業者団体禁止行為違反に当たると判断し、罰金5億ウォンを課す一方、再発禁止命令を下したことを明らかにした。

公取委によると、歯協は昨年6月、「違法ネットワーク歯科を撲滅するための特別委員会」を立ち上げ、歯科機材供給メーカー側に対し、UD歯科グループなどネットワーク歯科への機材供給を自粛してほしいと要請した。大韓歯科技工士協会に対しても、UD歯科グループと技工物製作取引を中止するよう、要求した。

歯協はまた昨年2月、歯科専門誌「セミナーレビュー」がUD歯科グループの求人広告を掲載したことを理由に、理事会で、同誌の記者の協会への出入り禁止や取材拒否、購読拒否などを議決した。セミナーレビューは結局、発行人が辞任した上、歯協側に対し公式謝罪し、その後はUD歯科グループの求人広告を掲載していない。

公取委側は、「今回の決定は、歯科医療サービス市場での競争を制限したり、他の事業者の事業活動を妨害する行為に対し、厳重な制裁を加えたものだ」と明らかにした。

これに対し、歯協側は、「UD歯科グループへの措置は、国民の健康を保護し、医療秩序を立て直すため、公益的レベルで行われたことだ」と主張した。また、「UD歯科グループの一方的な主張だけを引用した公取委の決定は受け入れられず、良心ある市民団体や国会、法律専門家と協力し、強力な法的対応に乗り出す」と付け加えた。

UD歯科グループは、全国に120あまりの支店を持つインプラント専門ネットワーク歯科医院であり、歯科医400人あまりが参加している。同グループが一般インプラントの半値でインプラント手術を行うと、国内歯科医の70%程度を会員に抱えている歯協は、「ネットワーク医院は違法で、UD歯科グループが使用している補綴材料には発がん物質が入っている」という主張を展開し、UD歯科グループに圧力をかけてきた。



weappon@donga.com evey@donga.com