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中国製「人肉カプセル」、関税庁が取締まり強化へ

中国製「人肉カプセル」、関税庁が取締まり強化へ

Posted May. 07, 2012 06:33,   

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関税庁が、死産した赤ん坊や乳幼児の死体から作った中国製「人肉カプセル」の国内への密輸入の取り締まりを強化する。先月27日、チャネルAの「李永敦(イ・ヨンドン)PDの食品Xファイル」で、中国で作られた人肉カプセルが国内に密輸入されている実態を明らかにし、人体に有害だという実験の結果を報じたことに伴う措置だ。

関税庁は6日、昨年8月以降、国内への密輸入が摘発された人肉カプセルは、今年3月までに35件(1万7451錠)であることが分かった。昨年8月に「新東亜」によって初めて人肉カプセルの存在が伝えられて以降、昨年9月までの摘発件数は7件だったが、6ヵ月で5倍に増えたのだ。主に国内需要者の要請によって、中国北東の地方から人肉カプセルが密輸入されている。

このため関税庁は、旅行者の携帯品や国際郵便物に対する通関管理を大幅に強化する方針だ。中国から来た旅行者の携帯品や郵便物のうち、成分の分からないカプセルや粉末はすべて中身を確認する。また医薬品と表記されていても確認する考えだ。

最近になって、密輸入者は税関の摘発を避けるために、色とにおいで識別できないように人肉カプセルに植物性の物質を混ぜたり、医薬品の包装の中身を取り出して人肉カプセルに入れ替える手法を使っている。「李永敦PDの食品Xファイル」では、この手法を使った人肉カプセルが国内の税関を通過し、韓国にある事務所に配達されるケースも伝えられた。関税庁は、「人肉カプセルにスーパー細菌など人体に致命的な影響を与える物質が含まれていることが確認されており、国民の健康を守るために国境で先制的に遮断する」と意欲を示した。



constant25@donga.com