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現代車、「中国型アバンテ」で大陸を攻略

現代車、「中国型アバンテ」で大陸を攻略

Posted April. 24, 2012 06:36,   

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「中国の、中国による、中国のためのグローバル自動車メーカーの競争」

23日、中国北京国際展覧センターで開幕した「2012オートチャイナ(北京国際モーターショー)」は、この一言で表現できる。史上最大の1125台の新車が発表された今回の北京モーターショーには、世界主要自動車メーカーの重要関係者らが総出て、中国を中心とする各社のグローバル成長戦略について語った。

今年で中国進出10周年を迎えた現代(ヒョンデ)自動車は、新型「中国型アバンテ(現地名「朗動」)や新型「サンタフェ」(プロジェクト名「DM」)を、中国市場に初披露した。北京現代の白孝欽(ベク・ヒョフム)総経理(現代車社長)は、「今年下半期(7〜12月)に北京第3工場が完成すれば、現代車は中国で年間100万台の生産能力を備えることになる」とし、「朗動は年間12万台の販売を目標にしている」と明らかにした。現地の戦略モデルである「グランドカーニバルR 2.2」(現地名「グランドVQ−R」)を披露した起亜(キア)自動車の李炯根(イ・ヒョングン)副会長は、「来月2日に発売される大型セダン『K9』を、中国を始め、世界各国に来年から輸出する計画だ」とし、「国内ではK9を、月2000台ほど販売することを目標にしている」と話した。

日本・トヨタの豊田章男社長は、来年中国市場に投入する予定の小型コンセプトカー「親(Qin)」を直接公開した。豊田社長は、「トヨタが中国市場で遅れを取っているという言葉を耳にすると、口惜しい」とし、「この車は、首席エンジニアが中国を何度も訪問して開発した車だ」と強調した。また、中国トヨタ研究開発センター(TMEC)を通じて開発したハイブリッドユニット搭載コンセプトカー「雲動双釚」を披露し、「中国で開発したハイブリッドユニットを、今後中国で発売するほかのハイブリッドカーにも搭載することを検討する」と明らかにした。

昨年、世界市場トップの座を取り戻したジェネラルモーターズ(GM)のダン・アーカーソン会長は、「経済危機の中でも、中国は堅調な姿を示している」とし、「キャデラックXTS2013年型を、今年から中国で現地生産するなど、中国向け新車を増やしていく計画だ」と話した。日産アライアンスのカルロス・ゴーン会長は、「今後、電気自動車需要の50%以上は中国から出るだろう」とし、「中国市場への攻略を強化する」と述べた。

ゴーン会長は、第1四半期(1〜3月)の国内販売台数が40%以上急落したルノー三星自動車と関連し、韓国記者らと会って、「ルノー三星自動車が大変苦しんでいると思う」とし、「しかし、ルノー三星車の売却に関する全てのデマを否定する」と話した。さらに、「(ルノー三星車を)を諦めたり、事業から撤退することなどない」とし、「フランソワ・プロボ社長が赴任したのも、このような危機に立ち向かうためだ」と付け加えた。



gene@donga.com alwaysj@donga.com