12日に公表された北朝鮮労働党の人事では、これまで名前が外部に殆ど知られたことのないチョ・ヨンジュン(75・写真)という人物が組織指導部第1副部長として勤務していることが明らかになった。
朝鮮中央通信は、チョ氏について、「金日成(キム・イルソン)総合大学を卒業し、政治経済学の専門家の資格を獲得しており、金日成総合大学の上級教員、咸鏡南道(ハムギョンナムド)の党組織書記などを経て、今年1月から組織指導部の第1副部長として勤務している」と紹介した。
チョ氏は、今回の党代表者会で政治局候補委員に選出された。組織指導部は、党、軍、内閣、社会団体など北朝鮮全体のエリート組織と人事を担当する権力の中枢部署だ。
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