オバマ米大統領は先月30日(現時時間)、イラン産原油を輸入する国に対する制裁を強行することを決定した。
オバマ大統領は同日、「大統領承認(presidential determination)」の発表を通じて、「現在の需要予測値とイラン以外の国の原油生産の拡大、原油在庫量や戦略備蓄油の確保などの状況を検討した結果、イラン以外の国から輸入する原油と石油製品が十分だと判断した」として、このように明らかにした。
これに関連して米政府の当局者は同日、ホワイトハウス担当記者団との電話会議(コンファレンス・コール)で、「我々は、韓国がイラン産原油依存度を下げるために取り得る措置を巡って、建設的な議論をした」とし、「韓国はイラン産原油を減らす用意があることを示唆した」と述べた。同当局者は、「米国は、韓国との対話を続けており、過去に韓国は、このような制裁の実行に関連して強力なパートナーだったので、話し合いに進展があることを期待している」と話した。
ロバート・メネンデス(民主)、マーク・カーク(共和)の両上院議員が共同発議した国防授権法は、イラン産原油の代金決済を目的に同国中央銀行と取引している外国禁輸機関が米国内に保有している資産を凍結し、外国為替の取引を禁止することができる。
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