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火災発生の保寧火力発電所、電力生産2ヵ月間困難に

火災発生の保寧火力発電所、電力生産2ヵ月間困難に

Posted March. 17, 2012 08:22,   

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火災が起きた忠清南道(チュンチョンナムド)の保寧(ポリョン)火力発電所の第1号機は、最長で2ヵ月ほど電力の生産が難しい模様だ。中部発電側は16日、「5日ごろ、火災が起きた動力ケーブルを復旧させた後、直ちに発電に取り掛かる予定だったが、損傷したかどうかがまだ確認されていない制御ケーブルもチェックするのが望ましいと言う意見が持ち上がり、復旧期間をこのように延ばした」と明らかにした。

動力ケーブルとは、電動機のような装備に電力を供給するケーブルのこと。制御ケーブルとは、センシングラインのような複雑で繊細な設備に電力を供給するケーブルを指す。

しかし中部発電側は、今回の火災で全国的な電力供給には影響がないだろうと見込んだ。同社の関係者は、「最近の電力予備率は12〜15%(16日基準)だが、保寧火力発電所の電力生産量は、1〜8号機と複合火力発電所をあわせても、国内総生産量の8%ぐらいで、問題にならない」とし、「仮に予備率が下がっても、計画予防装備のために稼動を中止した発電機を稼動させれば済む」と主張した。

警察の調べによると、今回の火災は15日午後10時57分、忠鋻南道保寧市鰲川面烏浦里(オチョンミョン・オポリ)の保寧火力発電所・第1号機・地下の屋外付属機器への電力供給用ケーブルで起きた。火は同日午後11時50分、ひとまず消火したが、16日午前2時半、再び燃え広がり、午前10時ごろ完全に鎮火された。

警察と保寧火力発電所側は、火災発生当時、発火地点ではいかなる作業も行われなかったことから、いったん電気ショートによる火災と見て、正確な火災の原因について調べている。火災原因についての調査は、部外者の立ち入りを徹底的に規制した中で行われた。



mhjee@donga.com straw825@donga.com