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民主党の選挙人団違法募集、首都圏でも疑惑続々

民主党の選挙人団違法募集、首都圏でも疑惑続々

Posted February. 29, 2012 07:45,   

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光州市東区(クァンジュシ・トング)住民の飛び降り自殺で明るみに出た民主統合党による4.11総選挙・国民参加型候補選び選挙人団の違法な募集が、全羅道(チョルラド)だけでなく首都圏でも行われたという疑惑が広がっている。特に、一部の地域では、選挙人団の中心となっているモバイル選挙人団の違法募集を巡って暴露が泥沼化しており、「候補公認権を国民に返すべきだ」として導入した国民による候補選びという当初の主旨からはかけ離れた結果を生んでいる。

韓明淑(ハン・ミョンスク)代表など、親盧系(故盧武鉉元大統領系)執行部発足の立役者だった「親指(モバイル)革命」が、いまや親盧系執行部を圧迫するブーメランになって帰ってきたという話が聞こえるほどだ。選挙人団募集最終日の29日は、最後の違法募集がさらに大手を振るだろうという懸念も出ている。

京畿道光明(キョンギド・クァンミョン)甲では、公務員らを対象に選挙人団への参加を促す携帯電話のメールを送り、「公務員の党内候補者選びへの参加を禁止」した公職選挙法と党規を違反したという主張も持ち上がっている。同地域で立候補を表明している民主党の金ジンホン氏は28日、同地域の地方区議員であり光明市長を経験した同党の白在鉉(ベク・ジェヒョン)議員が27日午前11時45分ごろ、「法律違反事項ではないので安心して登録して頂けますし、モバイル投票のため、時間もかかりません」と言う内容のメールを、1300人余りの光明市公務員宛に送ったと暴露した。

白議員側は同日午後、金氏からの抗議を受け、同メールの内容を取り消す内容のメールさらに2度送った。しかし金氏は、「光州市東区で選挙人団募集に関連し、残念なことに(住民が)死亡する状況の中、候補選びで不利になることを恐れて公務員の官権選挙を画策した」と主張し、白議員を相手取って党の公明選挙分科委員会に告発状を出した。

同時間、全羅南道(チョルラナムド)の羅州・和順(ナジュ・ファスン)地区では、選挙人団の違法の代理受付疑惑が持ち上がっている。同選挙区の現役議員である崔仁基(チェ・インギ)民主党議員側は同日、同党の朴ウォンソン予備候補側が、個人情報を利用し、選挙人団に代わって受付しようとして、警察から事情聴取を受けていると主張した。朴候補側は25日、個人情報の当事者たちに送られた個人認証番号を知らせてほしいと要求したが、通報を受けた警察によって摘発されたという。

崔議員側は、「候補選び選挙人団の代理受け付けは違法だということを知っていただけに、明白な害党行為だ」として朴候補の謝罪を求めた。



ddr@donga.com goqud@donga.com