Go to contents

脱北者北送阻止署名、100ヵ国で10万人突破

脱北者北送阻止署名、100ヵ国で10万人突破

Posted February. 25, 2012 07:28,   

한국어

中国公安に掴まった脱北者の北送を阻止するため、各界各層の署名運動と声明発表が相次いでいる。

脱北青少年代案学校の黎明(ヨミョン)学校出身の脱北者が主軸になって「友だちを助けてください」と組織した「セーブ・マイ・フレンド」は、ウェブサイト(www.savemyfriend.org)で進行中の署名運動に参加した人が10万人が越えたと、24日発表した。14日から始まった署名運動は23日までに約3万人が参加したが、マスコミ報道やツイーターなどソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じて脱北者の切ない事情が伝えられ、24日からは国内はもちろん、米国など約100ヵ国で7万人あまりが署名した。セーブ・マイ・フレンドで活動するキム・ジユさん(26)は、「私たちと同年齢の友だちとその家族が北朝鮮へ連れて行かれ処刑される危機に直面している状況に知らん振りするわけには行かなかった」とし、「我々の関心と署名が友だちを助けられるだけに、力を貸してほしい」と訴えた。セーブ・マイ・フレンドは当初署名目標だった10万人を100万人へ増やす一方、目標人数が達成されると、国連人権委員会に渡す計画だ。

今年、司法研修院を修了したベ・ウィチョル(35=司法研修院41期)弁護士など、若い弁護士325人も同日、緊急の訴え文を発表し、「中国は逮捕された脱北者が難民審査を受けられるように許容しろ」と促した。弁護士らは訴え文で、「脱北者らは国際法上難民に当る」とし、「中国は難民協約上の強制送還禁止原則を遵守しろ」と要求した。

文人110人あまりが会員として活動している統一文学フォーラムも同日、「中国政府が一日でも早く脱北者の強制北送を中断し、彼らを国際難民協約にのっとってそれ相応の待遇をすることを要求する」という内容の声明を発表した。フォーラムは、「中国政府は脱北者強制送還を中断せよ」というタイトルの声明で、「脱北者らは食糧難と人権蹂躙が絶えず繰り返されている北朝鮮から逃避してきた難民」とし、「強制に送還する場合、処罰や迫害を受けることが確かだ」と強調した。さらに、「韓国政府や与野党の政界も脱北者の強制北送の阻止に最善の智恵を絞り、力を合わせて中国政府に対処してくれることを促す」と話した。



hparks@donga.com