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北朝鮮、ソウル核安保サミットでGPSかく乱の可能性

北朝鮮、ソウル核安保サミットでGPSかく乱の可能性

Posted February. 07, 2012 07:52,   

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来月26日と27日の両日間、ソウルで開催される第2回核安全保障サミットを妨害する目的で、北朝鮮が全地球測位システム(GPS)へのかく乱攻撃に出る可能性が高いとの指摘が上がり、韓国軍当局が警戒を強めている。

6日、韓国軍の高官筋によると、韓国軍当局は、核安全保障サミットの開催直前かサミット途中に、北朝鮮が永宗島(ヨンジョンド)一帯を狙ったGPSかく乱電波を発射する状況に備え、北朝鮮軍の動向把握など対策作りに乗り出したという。

サミットに出席する50ヵ国の首脳には、米国、中国、ロシア、日本などの主要国を除いた多くの首脳たちは専用機やチャーター機で仁川(インチョン)国際空港に降りる予定だ。このため、北朝鮮の仁川国際空港の安全性を脅かそうと電子攻撃に出る可能性が高いという。

また、サミット機関中に実施される韓米合同軍事演習「キーリゾルブ」やフォール・イーグル訓練を口実に、北朝鮮軍部が上層部の指示を受けてGPSかく乱挑発に出る可能性も指摘されている。

軍筋は、「航空機の航法装置や携帯フォンのような移動通信機器はGPSかく乱に大変脆弱だ」と言い、「北朝鮮によるGPSかく乱攻撃で民航機の航法装置や空港管制装備に異常をもたらされば、イベントを控えて安全問題が提起される可能性がある」と懸念を示した。



ysh1005@donga.com