Go to contents

アップル、中国で数千億ウォン罰金か iPad商標権紛争

アップル、中国で数千億ウォン罰金か iPad商標権紛争

Posted February. 07, 2012 07:52,   

한국어

アップルが、タブレットPC「iPad」の商標権紛争に巻き込まれた。北京新報など中国メディアは6日、北京西城区工商局が「宣伝プロビューテクノロジー」という会社の要請で、アップルの商標権違反の疑いについて調べていると報じた。

iPadは、「台北プロビューテクノロジー」が2000年に台湾と欧州などに登録した商標で、アップルが2006年に3万5000ポンド(約6200万ウォン)を払って商標権を引き取った。だが、中国内のiPad商標権を保有していた深圳プロビューテクノロジーは親企業である台北プロビューテクノロジーとの契約を認めず、自社製品に引き続き「iPad」の商品名を使ったきた。

これに対しアップルは、2010年に深圳側を相手に商標権侵害訴訟を提起したが、昨年12月、深圳市中級人民裁判所は、「中国で特定商標を使用しようとすれば、商標権移譲過程を踏まえなければならない」とし、アップルに敗訴の判決を言い渡した。

深圳側は昨年10月、アップルを相手に15億ドル規模の商標権侵害損害賠償訴訟を起こした。中国メディアは、工商局の調査が終われば、アップルが少なくとも数億人民元(数千億ウォン)の罰金を支払わされ、深圳側が商標権を売り渡さない場合、アップルは中国内でiPadの名前を使えなくなるだろうと展望した。



kej09@donga.com