違法操業をする中国漁船の取り締まりに取り掛かっていた海洋警察官が、警備艦で急性心筋梗塞で亡くなった。
31日午前1時半、全羅南道新安郡𩩲山面可居島(チョルラナムド・シンアングン・フクサンミョン・ガゴド)から、南西100キロの海上で、木浦(モクポ)海洋警察署所属の1509艦・機関長のラ・ホンチャン警部(53)が、艦艇・食堂の通路前で、胸の痛みを訴え、倒れたのを、パトロール中の同僚が見つけた。
職員らは、ラ警部を艦艇の医療室に移し、遠隔医療システムを利用し、木浦韓国病院の医療陣とテレビ電話をしながら心配蘇生術を行った後、ヘリで病院に運ばれたが亡くなった。
木浦海洋警察の関係者は、「故人は普段、元気だったが、違法操業取り締まりの活動が過労を招いたようだ」と話した。ラ警部は1983年、海上警察に入り、29年間、海上の治安業務に当たってきた。海洋警察は2月2日、告別式を行う予定だ。