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羅卿瑗氏「1億ウォンのエステ利用」説はウソ、警察が捜査結果発表

羅卿瑗氏「1億ウォンのエステ利用」説はウソ、警察が捜査結果発表

Posted January. 30, 2012 03:06,   

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昨年10月にあったソウル市長補欠選挙で波紋を呼んだ与党ハンナラ党の羅卿瑗(ナ・ギョンウォン)候補(写真)の「年間会費1億ウォンのエステクリニック利用説」は、事実無根であることが、警察の調べで確認された。同クリニックは、年間最大利用可能額が3000万ウォンであり、羅元議員は当時、同クリニックに治療費として550万ウォンを払ったことが分かった。

羅元議員側は昨年11月、「1億ウォン台のエステクリニックに通った」と報じたニュース週刊誌「時事IN」の記者やインターネット放送、「ナヌンコムスダ(ナコムス=俺はけち臭い)」の出演者など7人を告発したが、ソウル地方警察庁は28日、捜査結果を発表した。

警察は、問題となったソウル清潭洞(チョンダムドン)のDクリニックに対し、昨年11月30日に家宅捜索を行い、08年のオープンから最近までの診療記録、羅元議員の診療記録について分析を行い、クリニックの院長を呼んで事情聴取した。

調べの結果、Dクリニックには年会費が1億ウォンに上る会員券などなかった。警察の発表によると、羅元議員が昨年2月から選挙直前までの9ヵ月間、娘や本人の治療のため、10回病院を訪れており、治療費550万ウォンの半分は羅候補の治療費として、残りは娘の治療費として払われたという。

「1億ウォンのエスティクリニック利用」を巡る主張はウソと判明したが、疑惑を報じた時事INの取材陣を、虚偽事実流布罪罪で処罰するのは難しい模様だ。警察の関係者は、「取材当時、記者が『最も高いのはいくらか。一枚(1億ウォン)か』と問うたところ、Dクリニック院長は『そうだ』と言うニュアンスで答え、事実に信じるだけの情況があった」と話した。

しかし、警察は時事INのチュ・ジンウ記者が、「ナコムス」で提起した羅元候補の鼻の整形手術を巡る疑惑については、候補の資質や道徳性とは関係のないプライバシー誹謗行為とみて、事実関係と関係なく刑事処罰する方針だ。



neo@donga.com