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検察、CNKのBW売買口座を追跡

Posted January. 30, 2012 03:06,   

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CNKインターナショナルのインサイダー取引疑惑を捜査中のソウル中央地検金融租税調査3部(尹喜植部長)が、政官界のロビー用に使われたという疑惑が提起されたCNK新株引受権付社債(BW)の59の売買口座を突き止め、これらの口座に出入金された資金の追跡に着手したことが、29日、明らかになった。

検察は、BW売買口座を保有していた人物を30〜50人程度に絞り込み、このうちオ・ドクキュンCNK代表が政官界ロビー用にBWを渡したことから、政官界関係者が関与しているのかどうか確認を急いでいる。CNKが発行した新株引受権は計370万株にのぼり、オ代表が一部を政界の実力者やその周辺の人物に渡したという疑惑が政界を中心に提起されている。また検察は、外交部が2010年12月17日、CNKのダイヤモンド事業に関する虚偽・誇張の報道資料を配布した後、翌年2月28日までの73日間、CNK株5万株以上を大量に売却した32の口座を確認し、これらの口座の売買内訳と出入金の資金流れを捜査している。また検察は、未公開情報を利用した疑惑が濃厚な46の株売買口座も分析中だ。

一方、総警クラスの警察幹部が、CNK株で巨額の利益を得たことが明らかになった。29日、警察庁監査官室によると、ある地方警察庁所属のイム課長は、ソウル地方警察庁に勤めていた09年2月、約6300万ウォンでCNK有償増資に参加し、10万株の配分を受けた。イム課長は、1年10ヵ月後の2010年12月、全株を購入価格の10倍の価格で売却し、5億ウォン余りの差益を得た。イム課長は29日、東亜(トンア)日報の電話取材に対して、「高校の同窓であるオ代表が資金繰りが苦しく、投資を薦めたので、株を購入した」とし、「2年経って株価が上がり、合法的な手続きで株を処分した」と説明した。



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