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米国防長官、「予算・兵力削減でも相当規模の地上軍を韓国に残す」

米国防長官、「予算・兵力削減でも相当規模の地上軍を韓国に残す」

Posted January. 28, 2012 08:40,   

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パネッタ米国防長官は26日、米国の国防予算の削減と陸軍兵力縮小計画にもかかわらず、韓半島には相当規模の地上軍を維持することを明らかにした。パネッタ長官は、今年米国が直面した最大の安全保障の脅威として、テロの脅威とイランと北朝鮮の核兵器を挙げた。パネッタ長官は同日午後2時、ペンタゴンで2013会計年度国防予算案の会見を行い、このように述べた。

パネッタ長官は、「米軍がイラクから撤収し、財政難で国防予算は減るだろうが、米軍は今より規模は小さくても、敏捷かつ柔軟で、技術的に先進化した戦力で運用される」とし、「陸軍は、地球上のどの敵もはねのけることができるようにする」と強調した。さらに、「陸軍は、韓半島を含む太平洋地域で相当規模の兵力を維持する考えであり、中東地域でも有事の際には作戦に対応できる体制を整える」と明らかにした。

また、「同時に米軍は、特殊作戦部隊の役割を強調し、パートナーシップを構築して、世界の別の地域での訓練や支援を提供できるよう循環駐留方針にも重点を置く」と述べた。さらに、「国防予算は削減されるが、米軍は航空母艦や戦闘艦ミサイル分野の先進化に投資する計画だ」とし、「先端電子戦と通信装備にも多くの投資をする」と明らかにした。

パネッタ長官は同日、2013会計年度国防予算案を前年会計年度より320億ドル減少の6130億ウォンで策定したことを明らかにした。このうち、国防基本予算が5250億ドルで、アフガン戦争の費用は880億ドルだ。この規模は、前年会計年度より9%減少したもので、アフガン戦争の費用を除けば、9・11テロ以降初めての減少となる。



yhchoi65@donga.com