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米当局者「北朝鮮問題解決のロードマップある」

米当局者「北朝鮮問題解決のロードマップある」

Posted January. 28, 2012 08:40,   

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米国務省のサリヴァン政策企画部長は25日、「北朝鮮の新しい指導部は、今後の政策方向など多くの懸案を整理しなければならない時であり、米国もこれまでの政策を振り返る(introspection)機会を持っている」と述べた。そして、「米国は、北朝鮮の今後の態度に相応した措置を取るロードマップを持っている」と明らかにした。

サリヴァン部長は同日、国務省で、「2012年米国の外交政策の優先順位」と題してインターネット記者会見を行い、このように明らかにした。米国が、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)体制の発足によって、これまでの対北朝鮮政策をレビューしていることを認めたのは異例のこと。サリヴァン部長の発言は、北朝鮮の新指導部に米高官が初めて具体的なメッセージを投じたという点でも注目される。

サリヴァン部長は、「北朝鮮の新しいリーダーシップのスタートに対して、オバマ大統領はまだいかなる言及もしていないが、米国の対北朝鮮政策は何か」という東亜(トンア)日報の質問に、「北朝鮮は今リーダーシップの移転の過程であり、北朝鮮の新指導部は、北朝鮮住民をどのように扱うのかを含め、様々な懸案で選択しなければならない状況だ」と述べた。そして、「米国もこれまでの政策を振り返る機会を持っている」と明らかにした。

サリヴァン部長は、「米国は北朝鮮の新指導部に対して、北朝鮮が北朝鮮の利益だけでなく、他国の利益に役立つ行動をするなら、国際社会とともにそれ相応の措置を取るというロードマップがあるという点を北朝鮮の新指導部に伝える」と強調した。



yhchoi65@donga.com