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「アデン湾の英雄」キム・ソンホ海軍少佐、「名誉なる制服賞」の大賞受賞者に

「アデン湾の英雄」キム・ソンホ海軍少佐、「名誉なる制服賞」の大賞受賞者に

Posted January. 04, 2012 07:52,   

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「全射手、照準よければ発砲開始!」

昨年1月21日の午前4時58分(韓国時刻で午前9時58分)、まだ完全には夜が明けていないインド洋の公海。清海(チョンヘ)部隊所属の駆逐艦「崔瑩(チェヨン)」の戦闘情報状況室(CCC)で、キム・ソンホ海軍少佐(34=海軍士官学校55期・写真)が上層部の指示に従い、断固とした口調で発砲命令を通達した。

続いて、崔瑩艦とリンス・ヘリコプターから三湖(サムホ)ジュエリー号に向ってM60とM6機関銃が一斉に火を放った。ソマリア海賊に拉致されたソク・ヘギュン船長など乗組員21人を救出するための「アデン湾黎明作戦」の開始を知らせる瞬間だった。

作戦開始3時間ぶりに、韓国海軍は海賊らを掃討し、乗組員全員を救出した。この快挙は、緊急ニュースで全世界に配信され、世界は韓国軍に喝采を送った。

当時、崔瑩艦の射撃統制官だったキム少佐は、救出作戦に大きく貢献した功労が評価され、東亜(トンア)日報とチャンネルAが制定した「第1回名誉なる制服賞」大賞受賞者に3日選ばれた。キム少佐には、16日に行われる表彰式で賞牌とともに3000万ウォンの賞金が贈られる。



ysh1005@donga.com