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電子ブックの海賊版が猛威、アマゾンなど業界が対応に苦慮

電子ブックの海賊版が猛威、アマゾンなど業界が対応に苦慮

Posted January. 03, 2012 07:47,   

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漫画や音楽の分野で猛威を振るった海賊版が、電子ブック市場にも広範囲に広がっている。電子ブックの全ダウンロードのうち約20%が海賊版サイトを通じて行われるなど、不法ダウンロードが横行し、インターネット書店アマゾンなど関連業界が困惑していると、英日刊デイリーメールが1日付で報じた。

さらに、市場に正式に出版される前に海賊版が出回るケースもある。米国の小説家ディーン・クーンツの新刊「77シャドウストリート」は、アマゾンで約12ポンド(約2万1400ウォン)で電子ブックの予約注文を受けつけているが、海賊ウェブサイトではすでに電子ブックとオーディオブックの海賊版が出回っている。アマゾンは、タブレットPCのキンドルファイアのユーザーが電子ブックをダウンロードする時に支払う金額の30%を得る。

出版業界は、海賊サイトリンクを検索順位から削除することをグーグルに求めたり、サイトの閉鎖圧力を加えるなど苦心している。海賊版が猛威を振るう理由は、スキャナに認識させるだけで良いため、製作が簡単だからだ。一方では、紙媒体より割高な電子ブックの不合理な価格に対する消費者の不満もある。



journari@donga.com