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「ナコムス」鄭鳳株元議員、実刑確定 懲役1年

「ナコムス」鄭鳳株元議員、実刑確定 懲役1年

Posted December. 23, 2011 07:19,   

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ポッドキャスト番組「ナヌンコムスダ(ナコムス)」で人気を集めていた鄭鳳株(チョン・ボンジュ)元議員に懲役1年の実刑が確定された。鄭元議員は早ければ23日にも刑務所に収監されると見られる。

最高裁判所2部(主審=李尚勲最高裁判事)は同日、07年の大統領選挙当時、李明博(イ・ミョンバク)ハンナラ党候補が「BBK株価操作事件」に関わったという虚偽の事実を流布した疑い(公職選挙法違反および名誉毀損)で起訴された鄭元議員に、懲役1年を言い渡した抗訴審の判決を確定した。鄭議員が08年2月の起訴から3年10ヵ月ぶりのことだ。

裁判官は、「鄭元議員の疑惑提起は、疑惑が真実であると信じられるぐらいの相当な理由があったと考え難い」とし、「価値判断や意見を述べたとしても、具体的な事実を前提にしていたら、虚偽事実の公表にあたる」と述べた。

鄭元議員は07年11月、インターネット新聞「デイリーサプライズ」の記者との電話インタビューで、「李候補がBBK事件で拘束・起訴されるほどの資料をパク某弁護士が確認し、キム・キョンジュンBBK投資諮問会社代表の弁護人職を辞任した」と話すなど、4回にわたって虚偽事実を公表した容疑で起訴された。名誉毀損の疑いは李候補側の告訴取下げで却下されたが、公職選挙法違反の疑いは全て有罪が認められた。

鄭元議員はすぐ「ナコムス」の最後の放送の収録を行ったが、検察から「22日午後5時までに出頭するように」という通報を受けて放送を中断した。検察は1回目の出頭要求に応じなかった鄭元議員が「23日午前10時までに出席するように」という2回目の通報にも応じなければ、強制拘引する案を検討している。

鄭元議員は、来年4月の総選挙に出馬するため、今月16日、ソウル蘆原(ノウォン)甲選挙区に予備候補として登録している。だが、1年の刑期を終えた後も10年間被選挙権が制限され、政治活動に大きな制約が予想される。



ceric@donga.com