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海外派兵部隊の派兵延長案が漂流、今月末で派兵期間満了

海外派兵部隊の派兵延長案が漂流、今月末で派兵期間満了

Posted December. 19, 2011 07:46,   

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今月末までソマリア海域の清海(チョンヘ)部隊など海外派兵3部隊に対する派兵延長案が国会で可決されなければ、これら部隊の撤退が避けられない状況に直面しかねないという懸念が軍の周辺で提起されている。

18日、国防部によると、今月末、清海部隊とレバノンの東明(トンミョン)部隊、ハイチのタンビ部隊に対する国会の派兵同意期間が満了する。アフガニスタンのオシノ部隊とアラブ首長国連邦(UAE)のアーク部隊は来年末までが派兵期間となっている。

清海部隊は多国籍軍で、現在、国会国防委員会で派兵延長同意案が成立しており、この延長案は本会議での成立を残している。東明部隊とタンビ部隊の海外派兵は国連の平和維持活動(PKO)に当り、外交通商統一委(外通委)が担当している。この部隊の派兵延長同意案は外通委に上程もされていない。外通委は先月、ハンナラ党が韓米自由貿易協定(FTA)批准同意案を国会本会議で強行採決して以来、固く閉ざされている。

国会で今月末までに清海部隊など海外派兵3部隊の派兵延長案を可決しなければ、これら部隊は駐屯する法的根拠を失うことになり即時撤退しなければならない。16日ソマリア海域へ出発した清海部隊9陣はすぐ引き返さなければならない。国防部は、「年末までに派兵延長案が可決されれば早速予備費を使うこともできる。しかし、来年に持ち越されれば国際的に恥をかくことになる」と懸念を示した。

政府は07年東明部隊、09年タンビ部隊と清海部隊を当地へ派遣し、2年ぐらいの期間を周期に海外派兵延長同意案を国会に要請してきた。



pen@donga.com