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児童性犯罪前科者が教師や講師に

Posted November. 11, 2011 07:41,   

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児童にわいせつな行為をした容疑で懲役3年の刑を言い渡された前科者が、テコンドー学院で子どもたちを指導し、未成年者買春で罰金200万ウォンを言い渡された前科者が、小学校教師に任用される予定だったことが明らかになった。

警察庁は10日、女性家族部、教育科学技術部、保健福祉部、国土海洋部、文化体育観光部の5省庁とともに、学校、学習塾、体育館など、児童・未成年者関連施設27万ヵ所に従事する約139万人に対する性犯罪前科を調査した結果、買春やわいせつ行為などの犯罪で罰金刑以上を宣告された27人を摘発したことを明らかにした。

警察が摘発した性犯罪前科者の中には、小中学校の教師や任用予定者3人、学習塾講師2人など、児童や未成年者に接する教育施設従事者が7人も含まれた。マンションの警備員2人やプール場、ビリヤード、テコンドー学院などの体育施設従事者17人、「子どもの家」運営者1人も摘発された。未成年者買春で罰金刑を言い渡された後も小学校の放課後教師として勤務したり、未成年者強制わいせつで懲役4年の刑を受け、現在の服役中であるにもかかわらず、解任されずに中学校教師の職を維持している者もいた。未成年者にわいせつな行為をした容疑で懲役3年、執行猶予4年を言い渡された男性が、コンピューター学院の講師に就職し、子どもたちを教えているケースもあった。

警察庁は、調査の結果を関係省庁に通知した。関係省庁は、該当の学校や学習塾などに解任を要求する計画だ。



hjson@donga.com