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アフリカ駐在大使の引越し荷物から象牙、大使の妻が梱包指示

アフリカ駐在大使の引越し荷物から象牙、大使の妻が梱包指示

Posted November. 03, 2011 06:15,   

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アフリカ駐在大使が帰国する際の引越し荷物から発見され、議論になった象牙の鑑定評価額が3200万ウォンに達することが分かった。これを受け、検察は事案が重大であり、高位公務員の社会的責任が大きいとして、大使の妻を関税法違反の疑いで正式起訴することに決めた。

検察と関税庁によると、4月29日、コートジボアール勤務を終え帰国したP前大使の引越し荷物から発見された象牙16本(計60キロ)の最終評価額は複数の評価機関からの鑑定評価と個別消費税の法令から出た象牙の推定価格を元に3200万ウォンと鑑定された。当事者の自供もあった。P前大使の妻のK氏は検察の調査過程で、コートジボアールの高位職の妻が送った人夫に、「象牙もパックするように」と直接指示したと自供した。事件が知られた直後K氏は「荷物の中にプレゼントでもらった象牙が含まれているのを知らなかった」と主張していた。

検察の関係者は2日、「高位公務員の社会的責任を問うという側面で正式裁判に回付することにした」と話した。K氏は在宅起訴の状態で、裁判を受けることになり、まだ初審の期日が決められていない。関税法上、密輸出入罪は5年以下の懲役か罰金(関税額の10倍と物品原価の中で高い金額)」に処されることになっている。

K氏は夫が象牙密輸の事実を知らなかったと主張した。検察も関連性を突き止められなかったとして、P前大使を嫌疑なしと処理した。しかし、P前大使も妻の司法処理結果次第で、在外公務員服務規程による家族の品位維持違反で懲戒に処されることもあり得る。P前大使は補職解任された状態だ。



shcho@donga.com