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[オピニオン]パワー・ツイッタリアン

Posted October. 29, 2011 05:54,   

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TFIF。「Thanks, God. It’s Friday.(神様、ありがとうございます。金曜日です)」の頭文字を取ったファミリーレストランの名前ではない。ツイッター(twitter)、グーグル(google)、アイホン(i-phone)、フェイスブック(facebook)の頭文字を取ったソーシャル・ネットワーキング・サービスを指す新造語だ。著述家のマルコム・グラッドウェルはチュニジア、エジプトなど北アフリカの民主化過程でツイッター、フェイスブックなどソーシャルメディアの役割が誇張されていると批判したが、今度のソウル市長選挙を見てもその影響力を無視できない。

◆ツイッター分析サービスのツイットミックスで、今月10〜25日、羅卿瑗(ナ・キョンウォン)、朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長候補のツイッター言及回数を分析した結果、それぞれ53万余件、45万余件だった。勢いから見ると、ツイッターよりフェイスブックの成長が早いが、選挙を迎え、イシュ伝播力とメッセージ流通が早いツイッターが浮上したのだ。4・27補欠・再選挙で主要候補関連ツイートが9万5700個(重複を含め)だったことに対し、10・26補欠・再選挙では98万5000個だった。6ヵ月の間にツイート量が10倍急増したのだから、今度の選挙は「ツイッター選挙」だったと言っても過言ではない。

◆このようなブームの中心にフォロー(follower)に強い影響力を行使するパワー・ツイッタリアン(twitterian、ツイッター使用者)がいる。小説家の李外秀(イ・ウェス)・孔枝泳(コン・ジヨン)氏、ソウル大学法学部の鉠国(チョ・グク)教授、評論家の陣中圏(チン・ジュングォン)氏、放送人のキム・ジェドン氏らだ。彼らの積極的な活動で2040世代が投票場に駆けつけ、朴元淳(パク・ウォンスン)市長の当選に貢献した。ネットワーク理論によると、知らない人同士の連結網は、その自体で莫大な付加価値を創出する社会的資本だ。ピラミッド型位階社会では権力者が一方的にメッセージを伝えるが、水平型ネットワーク社会ではメッセージを共有する。したがって、ネットワークの変化は必然的に権力の変化をもたらす。

◆パワーツイッタリアンの存在は、「ネットワークの不平等だ」という命題を確認させてくれる。少数のメッセージ生産者が強い影響力を発揮する現象だ。人々はSNS上で正確な情報を望むわけではない。人々がSNSの誰かに従ってものを買い、映画を観て、投票するのは、その人のことが好きであるからだ。重要なのは、ツイッターやフェイスブックのような手段ではなく関係だ。既成の政界がこのような本質を見逃して、SNSを「活用」すると言っても、そっぽを向けられるしかない。

鄭星姫(チョン・ソンヒ)論説委員 shchung@donga.com