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北朝鮮炭疽菌10キロならソウル市民24万人が10日内に死亡 米専門家が主張

北朝鮮炭疽菌10キロならソウル市民24万人が10日内に死亡 米専門家が主張

Posted October. 27, 2011 04:10,   

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北朝鮮がソウル上空で10キログラムの炭疽(そ)菌を散布した場合、大気の状況と散布方法によっては、少なくとも2万人、最大で60万人が被害を受け、このうち40%が10日以内に死亡するだろうと、米国の研究機関であるランド研究所のブルース・ベネット博士が主張した。ベネット博士は26日、陸軍士官学校で、「北朝鮮の生物化学兵器の国際的脅威の実態と対処方案」をテーマに開かれた国際シンポジウムでこのように明らかにした。

ベネット博士は、北朝鮮がエアゾール(大気中に飛び交う微細な固体または液体粒子)の形で炭疽菌をソウル上空にまいた場合、感染した人の一部は致命的な吸入型炭疽病にかかると指摘した。また、北朝鮮が炭疽菌攻撃を行って3日目から多くの感染者の炭疽病症状が現れ、4日目から一部の感染者が死亡すると予想した。そして、「10日目には、炭疽菌に感染した人のうち約40%が死亡し、さらに40%が炭疽病に苦しむことになるだろう」と強調した。少なくとも8000人、多ければ24万人が命を失い、同数の感染者が発生する恐れがあるということだ。

ベネット博士は、北朝鮮がミサイルや航空機、特殊部隊員など様々な方法で韓国に生物化学兵器を散布するため、これを事前に察知して防ぐための対策を立てる必要があると指摘した。特に、生物化学兵器は、空中運送の際に撃破しても破壊されず地上に到達するため、生物化学兵器を搭載した航空機を北朝鮮上空で破壊しなければならないと主張した。さらに、「広範囲な地域に化学物質を散布できる韓国内の機関や組織に対して、北朝鮮との関連性を明らかにするための定期的な調査が必要だ」と主張した。

また、ベネット博士は、「北朝鮮が韓国の生物化学兵器の探知、対処能力を把握するために、過去に少量の風土病生物化学兵器を韓国で実験した可能性がある」とし、「北朝鮮が対南攻撃の前哨として生物化学兵器を使った場合、戦争の様相が変わるだろう」と指摘した。

一方、米パシフィック・ノースウェスト国立研究所のハイディ・メヒ上級研究員はシンポジウムで、北朝鮮が02年9月、生物化学兵器の製作に使用される凍結乾燥器を日本から不法搬入しようとしたが摘発されたことがあることを明らかにした。



ysh1005@donga.com