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国内デパート、手数料率で海外と国産のブランドを差別

国内デパート、手数料率で海外と国産のブランドを差別

Posted October. 19, 2011 03:03,   

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国内のある国産ブランドのハンドバックのデパート販売手数料は38%に上る。10万ウォンの商品を売ったとしたら、3万8000ウォンをデパートに手数料の名目で支払わされる。反面、同じハンドバックでも海外ブランド品は販売手数料で5%だけを支払う。国産ブランドと海外ブランドの間で何と8倍に達する販売手数料率の格差がある。デパートの国産ブランドへの差別はこれだけでない。入店契約期間やインテリア費用の負担でも国産ブランドは差別される。

公正取引委員会は18日、全国デパートに売り場を設けている衣類・雑貨分野の国内売上高基準上位8のメーカーや、海外ブランド8つのメーカーのデパート取引実態を調査し、発表した。今度調査した海外ブランドは、ルイヴィトンコリア、シャネル、グッチグループコリア、リッチモントコリア、バーバリーコリア、プラダコリア、エルメスコリア、フェラガモコリアの8つのブランドだった。国内ブランドは第一(チェイル)毛織、LGファッション、コーロンインダストリー、ハンソム(以上衣類)、アモーレパシフィック、ソンジュディアンドディ、イエフシ、テジンインターナショナル(以上雑貨)の8ヵ所だ。

海外ブランドがデパートに支払った169の売場の手数料率を調査した結果、全体の3分の1の55ヵ所(33%)の売場が15%以下だった。49ヵ所(29%)の売場の手数料率は16〜19%以下と低い方で、最も高いところも25%にとどまった。反面、国産有名ブランド8社がデパートに出した計315ヵ所の売場のうち、3分の2の196ヵ所(62%)が30%以上の手数料率を負担していた。比較的に低い15〜19%以下の手数料率を適用してもらう売場は10ヵ所に1ヵ所ぐらいの33ヵ所に止まった。最も低い15%の手数料率を適用してもらった売場は1ヵ所だけだった。

海外ブランドに対する手数料率追加控除の特典もあった。デパートは5つの海外ブランドメーカーが割引イベントをする際、割引率によって1〜3%ポイントの手数料率を引き下げた。ブランドメーカー2ヵ所は一定基準の販売金額を超過すると、従来の手数料率から最大8%ポイントまで追加的に引き下げてもらった。また全体の21%の36の売場は、06年から昨年までの5年間、手数料率が1〜4%ポイント下がった。



bae2150@donga.com wiseweb@donga.com