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「李大統領の兆候が良くない」 金文洙知事の発言が波紋

「李大統領の兆候が良くない」 金文洙知事の発言が波紋

Posted September. 29, 2011 08:24,   

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金文洙(キム・ムンス)京畿道(キョンギド)知事(写真)が朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領や盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領の悲劇的な死に触れ、「李明博(イ・ミョンバク)大統領も兆候が良くない」と発言し、波紋を広げている。

金知事は28日、ソウルの韓国プレスセンターで行われた韓半島先進化財団(朴世逸理事長)主催の「韓先国家戦略フォーラム」に招かれ、「どのような大韓民国を作るか」というテーマの特別講演を行った。金知事は、講演の中で「朴正煕大統領と陸英修(ユク・ヨンス)夫人は銃に打たれて死亡した。盧武鉉大統領も自ら岩から飛び降りて亡くなった」と述べては李大統領についての発言をした。

さらに、「5000年の歴史の中で一番成功したのが韓国の国民なのに、大統領になる人間は何故みんなこうであるのかを考えてみなければならない」と話した。

金知事は、「建国の父である李承晩(イ・スンマン)と奇跡的経済成長を成し遂げた朴正煕に対する評価はとても低く、間違っている。歴史をでたらめに教えて、国民を反大韓民国の勢力にしているが、これは知識人の責任ではないか」との発言もした。

金知事の発言が波紋を呼んだことを受け、金容三(キム・ヨンサム)京畿道報道官は、「前職大統領への国民的な評価が足りないという点を強調する過程で、最近李大統領の参謀の汚職などが浮き彫りになっている状況を遠まわしに言っただけで、李大統領の身の上に良からぬことが起きるという意味ではない」と釈明した。



bibulus@donga.com