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「民主入党を一本化後に検討」vs 「朴槿恵元代表に支援を要請」

「民主入党を一本化後に検討」vs 「朴槿恵元代表に支援を要請」

Posted September. 21, 2011 08:05,   

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10・26ソウル市長補欠選挙に出馬する意思を明らかにした進歩陣営の朴元淳(パク・ウォンスン)弁護士と保守陣営の李石淵(イ・ソクヨン)弁護士が20日、党との関係確立や候補一本化の問題について複雑な心境を語った。

朴弁護士は20日、あるラジオ番組で、「民主党に入党せず、野党の単一候補になる。一本化後に(民主党など)政党と相談する」と述べ、補欠選挙前に民主党に入党する可能性について、「世の中に可能性のないことはない」と話した。そして、「無所属でい続けるというのではなく、民主党に入らないと最後まで固執するわけでもない」と付け加えた。

朴弁護士が、「『先』独自路線、『後』入党」の可能性を残したのは、選挙終盤に政党の基盤が必要だと考えているためだ。最近の世論調査で、与党ハンナラ党の有力候補の1人である羅卿瑗(ナ・ギョンウォン)最高委員が激しく追撃している状況も考慮したようだ。25日に決定される民主党のソウル市長候補一本化のためにも、民主党支持層を刺激することは得策ではないという判断も作用したもようだ。

市民候補ではなく政党候補になってこそ、選挙費用を容易に調達できるという現実的な理由もある。選挙陣営の名称を暫定的に「新しいソウルのための希望陣営」と決めた朴弁護士は、21日午前、ソウル龍山(ヨンサン)の白凡記念館で、ソウル市長補欠選挙への出馬を公式に宣言する。

一方、李弁護士は20日、東亜(トンア)日報の記者に対して、「与党候補になれば、朴槿恵(パク・グンヘ)元ハンナラ党代表に支援を要請する」とし、「ハンナラ党の候補になる場合、朴元代表も支援するのではないか」と話した。朴元代表を味方につけ、与党の有力候補というイメージを強調する考えのようだ。李弁護士は、「朴元代表が代表だった05年の冬に、私立学校法(私学法)改正案に反対して場外闘争をした時、私も私学法憲法訴訟を提出するなど、共通の問題意識だった」と述べ、朴元代表との共通点も紹介した。

李弁護士は、「候補登録を控え、大勢の軸が傾く場合、(ほかの候補に)譲歩できる」としつつも「それは世論調査だけではなく、本戦の競争力などを考慮する必要がある」と強調した。21日に市民候補推戴式を行う李弁護士は、「『ソウルを守る李石淵、ソウルを活性化する』というスローガンを掲げ、明日か明後日、予備候補登録をし、活動を本格的に開始する。イベント中心ではなく、素朴なスタイルで現場で市民に会う」と話した。



ddr@donga.com ditto@donga.com