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郭教育監、「朴明基教授に善意で2億ウォンを支援」

郭教育監、「朴明基教授に善意で2億ウォンを支援」

Posted August. 29, 2011 07:47,   

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郭魯鍱(クァク・ノヒョン)ソウル市教育監は、昨年の6・2地方選挙で候補一本化に合意したソウル教育大学の朴明基(パク・ミョンギ)教授に金を渡したという疑惑に関連して、「就任後、選挙と関係なく、朴教授の苦しい状況を無視できず、2億ウォンを善意で支援した」と明らかにした。

郭教育監は28日午後4時30分、ソウル市教育庁で記者会見を行い、「朴教授が教育監選挙に2度出馬してつくった借金で苦しくなり、自殺まで考えたという話を聞いて、2億ウォンを善意で支援した」とし、「しかし、公に支援すれば誤解される可能性があり、選挙とは関係ない私の親しい友人を通じて渡した」と述べた。

郭教育監は、これは候補買収行為ではないと強調した。そして、「候補一本化は、市民社会、元老らの仲裁と民主進歩陣営の勝利に向けた朴教授の決断によるものだった。その過程で、違法と反則は全くなかった」と述べた。そして、「選挙で密接な関係にあった人だとしても、苦しい状況は無視できない。(法学者であり教育者として)私が学び、教えた法は、人情のある法であり、道理に合う法だ」と付け加えた。しかし、ソウル中央地検公安1部(李鎮漢部長)は同日、朴教授に対して公職選挙法違反容疑で拘束令状を請求した。

検察によると、朴教授は、郭教育監での候補一本化に合意し、候補から退く見返りに、今年2〜4月、3回にわたって郭教育監の側近のカン某教授から自分の弟を介して2億ウォンを受け取った容疑を受けている。公職選挙法232条によって、候補者を辞退させる目的などで利益を提供したりこれを承諾した者は、7年以下の懲役か500万ウォン以上3000万ウォン以下の罰金に処される。

検察は、朴教授と弟の朴氏を26日に逮捕し、27日夜まで、候補辞退の見返りに郭教育監側から金を受け取ったのかどうか、金を受け取った名目は何だったのかなど、集中的に取調べた。検察は、兄弟を一度に拘束しない捜査慣行によって、朴教授の弟を28日午前、家にかえした。

朴教授を拘束するかどうかは、29日午後3時、ソウル中央地裁の令状実質審査を経て決定される。

ソウル中央地検関係者は、捜査の時点について起こる報復・標的捜査論議について、「ソウル市無償給食住民投票に影響を与えないために、外部捜査をできるだけ自制し、セキュリティを維持してきた」とし、「住民投票が終わり、控訴時効も迫っているため、捜査を始めた」と説明した。しかし、郭教育監は、「当選以降、常に権力の監視があったのは、進歩的教育監だからだろう。今回の事件も狙い打ち捜査と見て間違いない」と述べた。



yena@donga.com verso@donga.com